コラム
塾生時代の思い出①
こんにちは。志學舎本部の岩田です。
以前述べた通り、私は中学時代、志學舎に生徒として通っていました。
生徒時代には水本先生(現志學舎代表)に数学を教えてもらいました。テキストは駿台のスキル演習でした。水本先生が黒板に書かれる文字、図形や2次関数の放物線のグラフがとてもきれいだったことがとても印象に残っています。塾では中学校の教科書では習わないような難問を教えてもらって解くのがとてもおもしろくて、授業後に家に帰ってからその日のうちに復習したのをよく覚えています。
志學舎の生徒として通っていたころの思い出の一つは「英検」です。志學舎では当時から英検の準会場指定を受けていて、塾の英語の高橋先生に勧められて中2の時に4級と3級を、さらに高校受験が終わって志學舎を卒業したあと、近所の本屋さんでたまたま英語の足立先生にお会いした時にも2級を勧められて志學舎で受けることに。
結果発表日にはドキドキしましたが、「合格だったぞ。おめでとう。」と先生に言ってもらった時はとてもうれしかったことを覚えています。また自信にもなりました。もらった賞状を持ち帰ると、母がそれを額に入れてくれました。今でも実家に飾ってあります。
<志學舎で受験した英検の合格証。ちなみに真ん中の額が傾いているのは2011年3月11日の東日本大震災の時の大きな揺れによるものです。>
保護者の方にはお分かりいただけると思いますが、大人になると賞状をもらう機会がめっきり少なくなります。お子さんが検定合格などで賞状をもらった際にはぜひ額に入れて飾ってあげてください。お子さんはきっとうれしいはずです。
<中1の時の実際の英語のテキスト。通称「練テキ」。単語練習のページに書いてある「五回ずつ」というメモは当時出された宿題の指示内容。>
<中1でアルファベットや単語とともに最初に塾で習った発音記号。今のように単語を正しく発音してくる機能付きの電子辞書が無かった時代、わからない単語があると自分で辞書を引いて発音記号を見て発音できなければなりませんでした。学校では教えてくれなかった発音記号の読み方は大学受験まで役立ちました。>
<たとえば “patient”という単語を辞書で引いた例。単語の右側の〔 〕の中が発音記号。学生時代、辞書で調べる前は「パティエント」と発音していたのが間違っていたことがこれで分かりました。>