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いい授業
どうも!若葉台教室の牛尾です。
さて、「いい授業」とはどういう授業だと思いますか?
私は、「授業後に疑問が残る授業」がいい授業だと思っています。
(´Д`):「先生!!でもそれは授業で完璧に理解できてないってことだから、ダメだと思います!」
うんうん。言いたいことは分かりますよ。でもね、
本来、学問というものは疑問が起こることによって成り立っています。
今日習った内容を完璧に理解して終わり、というものではありません。
今日学習した内容を踏まえて、
「こういう場合はどうなのだろう?」
「これはどういう時に使えるのだろう?」
というように、次の疑問が出てきて初めて学問として成り立つのです。
「教え方が上手い先生」というのは、1から10まで全て細かく教え込むのではなく、こういった疑問の余地を残して教える先生なのかな、と思っています。
一方で、生徒のみなさんは、勉強した内容に「疑問を持つこと」を心がける良いと思います。
特に、授業前や授業後は大チャンス。
先生に「疑問に思ったこと」を質問してみてください。
(´Д`):「センセー、これ分かんなーい!教えてー?」
これじゃあ心配・・・。
勉強したことに対して、考える習慣がつけば、必ず疑問は出てきます。
特に、小中学生の学習内容はまだまだ基礎であり、あらゆる側面から疑問を持つ余地が非常に大きく残されています。
そして、出てきた疑問をひとつひとつ解決していく。
もしかしたら、すぐに解決できないものもあるかもしれません。
でも、数日後か、数か月後か、あるいは数年後か。
必ずあの時の疑問に対する解決のヒントと出会い、感動を覚えることがあるでしょう。
生徒に疑問を持ってもらえるような授業を、明日も行いたいと思っています。