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芸術の秋と「バスキア」
こんにちは南大沢教室の近藤です。
最近秋っぽい空気になってきましたね。外でアイス食べるのがきつくなってきました。
秋といえば芸術の秋です。私はこの秋いくつかの美術館に行ってみようと思います。その中でも特に気になっているのがバスキア展です。九月の終わりから六本木の森美術館で開催されているものです。
さて、バスキアとは?と思った方も多いと思うので今日はバスキアについて書こうと思います。
バスキアは、本名をジャン=ミシェル・バスキアといいます。彼は1980年代のアートシーンに彗星のごとく現れ、1988年に27歳の若さでなくなった、アーティストです。僅か10年ほどの活動期間で3000点を超えるドローイングと、1000点を超える絵画作品を残しました。彼はどちらかといえば生前、あまり評価されていなかったアーティストといえるでしょう。というのも1980年代の後半は、「NEO GIO」と呼ばれている次世代の作品が席巻していた時代で、1980年代前半に主に作品を残していたバスキアは、評価されにくかったからです。
しかし、そのごうかいな色使いと構図から1990年代に再評価されたのです。今では、20世紀美術最大の巨匠と言われるほどまで有名になりました。いやー見事な逆転劇ですね、ただ彼が生きているうちにもっと評価されていれば、、と思ってしまいます。
彼の作品を見ると、とても強烈で、エネルギーに溢れているように感じられます。一番有名な作品は、ZOZOの前澤元社長が購入した絵ではないでしょうか、、青いやつです。
また、彼の作品の多くには中央に黒が使われており、人種問題をテーマにした作品も多く残されているみたいです。
アーティストの方々は、自分の作品で世に問題を提起する。この能力には、とても感服します。
さて、長々とバスキアについて書いてきましたが、このくらいにしときます。絵をこのブログに張ることも考えたんですが、著作権やら何やらで大人に怒られるのが怖いので張りません。是非調べてみてください。きっともっと彼の絵を見たくなるはずです。たまには芸術に触れてみると新たな刺激が得られると思いますよ。