コラム
志學舎保護者会⑬~教育誌から~
「いつも勉強しなさい!」と言っても、いうことを聞かない子どもの「たまたま勉強する姿」を見て・・・
「あ~ら、めずらしい。明日は、雪でもふるかもしれないね」
「やっと少しは勉強する気になったのね。もっと早くその気になってくれれば良かったのに・・・!」
悪気もなく、ついこんな風に言ってしまうことありませんか?
確かに、お母さん、お父さんからすると、「たまたま、やっている」とか、「やっと、その気になった」と、感じるかもしれません。でも、子どもの行動は、常に偶然だと考えてはいかがでしょうか?
「オギャー」と生まれた子どもに、良い行動も悪い行動もありません。子どもの偶然の行動に、「今の行動は良い行動だよ!」とラベルを張ることで、子どもの行動が強化され、その行動の機会が増え、質が高まるのです。
勉強している子どもの姿を見て、
母:「勉強しているの?」
子:「宿題やってるだけ・・・」
母:「宿題をやっているんだ。お母さんうれしいわ」
子:「宿題はやらなきゃしょうがないじゃん」
母:「そうよ。宿題はやらなきゃいけないってみんな知っているけど、なかなか始められないっていうのも宿題じゃない。正直、お母さんもサボちゃったこともあるわ」
子:「そうなんだ。いつも『勉強しろ!』って言うお母さんが・・・」
母:「自分で宿題を始めた今のあなただから、お母さんも正直に言えるのよ。もう、お母さんが『勉強しなさい』って言わなくても、自分で判断ができるようになったんだもの」
子:「それじゃ。『もう勉強しろ』って言われないわけ?」
母:「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないわね。あなた次第っていう所かしら・・・。でも、あなたが自分でできるっていうことがわかって、お母さんすごくうれしいわ」
いかがでしょうか?
子どもの「たまたま」を、「常に」に、変えるためには、親のアプローチ次第なのです。
志學舎の先生達、
生徒の「たまたま」を普通の習慣に変えるのも、先生次第だよ。
「承認」と「アイメッセージ」が大切だと思う。
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